ヒカゲノカヅラ 日陰鬘 ひかげのかづら 金沢から日帰りの距離に咲く花

Do・素人の 百壱頁の六
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2001.07.23 富山県砺波


2009.10.31 金沢市郊外



2012.07.18 辰ノ口


全草

ヒカゲノカヅラ「日陰鬘」(ヒカゲノカヅラ科)多年草
Lycopodium clavatum var.nipponicum

 シダ植物、ヒカゲノカヅラ類
 林の中の傾斜地。
 草高15cm。白いのは胞子嚢穂

 万葉の大宮人は、宴会で日陰鬘を飾りとして髪に付けた。

2001.07.23富山県砺波

万葉集の花植物  万葉集の花リスト
夜麻之多日影
萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)1203頁

大伴家持
足日木乃夜麻之多日影可豆良家流宇倍爾也左良爾梅乎之奴波牟
右一首小納言大伴宿禰家持
(足日木の)やました日影かづらけるうへにやさらに梅をしぬばむ
 ヤマシタ日影は日蔭ノカヅラなり。カヅラケルは鬘ニシタルなり。シヌバムはメデムなり。ヤはヤハなり。メデムの下に引下して心得べし。

 一首の意は
 モウ澤山デゴザリマス。此上御馳走ハイタダカレマセヌ
といへるにて下の心は
 今頃梅ガサクモノカ。ソノ手ニハ乗ラヌゾといへるなり。
萬葉集新考第七・巻19 井上通泰著(國民圖書)3973頁より

 言うに言われぬヤヤコヤシイ意味がある歌。