ミズアオイ 水葵 みずあおい 金沢から日帰りの距離に咲く花

Do・素人の 百拾頁の参
百拾頁へ戻る



wpe3AB.jpg (114106 バイト)
wpe3AC.jpg (90820 バイト)
wpe3AD.jpg (56058 バイト)
wpe3AE.jpg (51338 バイト)
wpe3AF.jpg (51434 バイト)
2015.10.03 石川県加賀市


2015.10.03 石川県徳光海岸

ミズアオイ「水葵」(ミズアオイ科)
Monochoria korsakowii

 ミズアオイの茎は太く、コナギの茎は太くならない。
 6本の雄蕊の内、5本が黄色の葯で1本が青紫の葯。

2015.10.04

 同じミズアオイ科の、よく似たベトナム・ミトーのホテイアオイViet Nam 九頁の四2009.11.20を参照ください。


 五年振りに同じ池に訪れたらミズアオイはスッカリ蔭も形も無くなっていた。

 石川県環境安全部自然保護課の「いしかわレッドデータブック」に「絶滅危惧 I 類」と掲載。http://www.pref.ishikawa.jp/sizen/reddata/list/plant.html
2006.09.23石川県加賀市

 草高60cm。花径2cm。
 水田の害草として嫌われた。

 小松自衛隊駐屯地の自生地から移植されたもの。

2001.09.26石川県加賀市

万葉集の花植物  万葉集の花リスト
水葱
萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)734頁
宇恵古奈宜・殖子水葱
萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)155頁
古奈伎我波奈

萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)367頁

長忌寸意吉麻呂
詠酢醤
水葱
醤酢爾都伎合而鯛願吾爾勿所見
水葱
ひしほ酢に蒜(ヒル)つきかてて鯛願(ネガフ)吾にな見せそ
なぎのあつもの

   ツキカテテは砕キ交ヘテなり。
   アヘ物ヲ造リ了ヘサテ鯛モガナト願ヘル吾ニといへるなり。
水葱(ナギ)ノ汁ナドハホシカラズといふ意なり。
萬葉集新考第六・巻16 井上通泰著(國民圖書)3399頁より

 注1は、羹(あつもの)ではなくて煮物・吸物の様です。
 
注2:和歌にでてくる「コナギ」と、このミズアオイは同じ「ミズアオイ科」だが、別物。


詠み人知らず
可美都気努伊可保乃奴麻爾宇恵古奈宜可久古非牟等夜多禰物得米家武
かみつけぬ伊可保のぬま爾(ノ)うゑこなぎかくこひむとやたねもとめけむ
右二十二首上野國歌

 前略。コナギは小水葱なり。食料とする為に水中に栽培せしものなればウヱコナギともいへり。中略。コヒムトヤは恋ヒムトヤハなり。種モトメケムは栽ヱ始メケムなり。女をコナギにたとへたるにてまだ稚きより我物と領じたるが恋ひらるる趣なり。
萬葉集新考第五・巻14 井上通泰著(國民圖書)3028頁より


大伴宿禰駿河麻呂
春霞春日里爾殖子水葱苗有跡云師柄者指爾家牟
(はるがすみ)春日のさと爾(ノ)うゑこなぎ苗なりといひしえはさしにけむ

 前略。コナギは一種の水菜なり。いにしへ好みて羹とせしなり。ウヱコナギは栽培したるコナギなり。イヒシの下にハを略せり。ヱは枝にてサスはイヅルなり。彼時マダ幼女ナリトノタマヒシハ今ハ成長シ給ヒタラムといふ事をたとへ言へるなり。
萬葉集新考第一・巻3 井上通泰著(國民圖書)496頁より


詠み人知らず
奈波之呂乃古奈伎我波奈乎伎奴爾須里奈流留麻爾末仁安是可加奈思家
なはしろのこなぎがはなをきぬにすりなるるまにまにあぜかかなしけ

 前略。ここのカナシケ(カナシキの訛)はカハユキなり。されば結句はナドカカクカハユキと訳すべし。後略。
萬葉集新考第五・巻14 井上通泰著(國民圖書)3171頁より