ヒヨドリバナ 金沢から日帰りの距離に咲く花

Do・素人の 百四拾四頁の壱
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2003.07.20富山県福光

ヒヨドリバナ「鵯花」(キク科)
Eupatorium makinoi
Eupatorium chinense

 下は、近くに咲いていたミツバヒヨドリバナ「三葉鵯花?」です。
    Eupatorium tripartitum  (沢鵯と鵯花の自然雑種)
 これも、花の香りはフジバカマそっくりの良い香りです。


2003.07.20富山県福光

 金沢のMNさんからご教示いただきました。
 
 百四拾四頁の壱は、サワヒヨドリではなくヒヨドリバナではないかと思います。平凡社の野生植物図鑑によると「サワヒヨドリ」は「葉は無柄、細くて鋭頭、3脈が目立ち、ときに3裂」とされています。
 もう少し基部の葉も見たいところですが、平凡社の図鑑の写真を見ると、サワヒヨドリはずいぶん3脈がはっきりしている様子が見えます。
 おそらくヒヨドリバナではないかと思います。
 
2003.08.12有難うございました。
 よく判りません。教えてください。

 草高1m。
 花房径10cm。

 北西向き斜面で小さな溝の脇。
 サワヒヨドリ「沢ヒヨドリ」Eupatorium lindleyanumでしょうか?
 花の香りはフジバカマそっくりの良い香り。

 左から2番目の画像にあるように、葉は向かい合って付いています。
 フジバカマの葉の様に切れ込んでいません。
 花の色は四葉ヒヨドリの花の様に白色ではありません。
 茎は赤色です。

 良く似ているフジバカマ百九頁の六2001.09.23と、ヨツバヒヨドリ八頁の六1999.07.11壱拾六頁の壱1999.08.22を参照ください。
2003.07.20富山県福光
 日本に自生する「ヒヨドリバナ」は、
サワヒヨドリ「沢鵯」Eupatorium lindleyanum(湿地)
ヒヨドリバナ「鵯花」Eupatorium makinoi(山野)
ミツバヒヨドリバナ「三葉鵯花」Eupatorium tripartitum(沢鵯と鵯花の自然雑種)

ヨツバヒヨドリ「四葉ヒヨドリ」Eupatorium chinense var.achalinense「ヨ−ロッパヒヨドリ」Eupatorium glehni
等々、計10種と参考書になっている。
2000.03.28
現代いけばな花材事典(草月出版)より

万葉集の花植物  万葉集の花リスト
澤蘭
萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)415頁

孝謙天皇
天皇太后共幸於大納言藤原家之日黄葉澤蘭一株抜取令持内侍佐佐貴山遺賜大納言藤原卿陪従大夫等御歌一首
命婦誦曰
此里者続而霜哉置夏野爾吾見之草波毛美知多里家利
此里はつぎて霜やおく夏の野にわが見し草はもみぢたりけり

  天皇は孝謙天皇、太后は御母光明皇后、大納言藤原ノ家は仲麻呂の家なり。
 
澤アララギ一名澤ヒヨドリ、藤袴に似たる野草なり。其葉のうつろへるを一もと抜取り給ひて主人に御供の人々に見せ給ひしなり。後略
萬葉集新考第七・巻19 井上通泰著(國民圖書)3963頁より

 注意:このページはヒヨドリバナのページです。
 サワヒヨドリの花を探し当てるまで、よく似ているこのヒヨドリバナのページに掲載しておきます。
 アララギはイチイの事ですが、調べても万葉集ではアララギとして見付けられませんでした。

 別説:澤アララギにフジバカマ含まれていたと言う説があります。