スダジイ スダ椎 すだじい 金沢から日帰りの距離に咲く花

Do・素人の 弐百頁の五
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上段3枚のサムネイルに雌花序がチラホラ


画像のホトンドが雄花

2011.05.21 金沢市




雌花を中心に
2013.05.26 金沢市




2013.09.20 金沢市

スダシイ「スダ椎」(ブナ科)
Castanopsis sieboldii

 同じブナ科で、雄花が似ているクリ「栗」(シバグリ・ヤマグリ)五拾六頁の四2000.06.18を参照ください。
 樹高:15m。花穂長:8cm。

 国内のシイ属は2種。
 :ツブラジイ(コジイ)Castanopsis cuspidata
 :スダジイ(ナガジイ、イタジイ)Castanopsis sieboldii

 石川県林業試験場によれば、県内には自生のツブラジイ(コジイ)は存在しない。

2011.05.21 金沢市

万葉集の花植物  万葉集の花リスト
椎之葉・四比・思比・椎

萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)460頁

挽歌
後崗本宮御宇天皇代
有間皇子
自傷結松枝歌二首

家有者笥爾盛飯乎草枕旅爾之有者椎之葉爾盛
家にあればけにもるいひを(草まくら)旅にしあれば椎の葉にもる

 挽歌は考にカナシミノウタとよみ古義にカナシミウタとよめれどなほ音讀すべし。
 有馬皇子は前代孝徳天皇の御子にて當代齊明天皇の御甥なり。天皇が紀伊國牟婁ノ湯にましましし程御謀叛の聞(キコエ)ありしかば牟婁に召して糾し給ひ京に還し給ふ途中なる藤白坂にて絞殺せしめ給ひしなり。此御歌は帰路によみ給ひしならむ。御歌の調のよれば京に還るべき仰は承り給ひしかど無事ならざらむ事を察し給ひしなり。

 笥(ケ)は物を入るゝ器の總稱なれど狭義にては特に飯を盛る器をいふ○いにしへは食物は木葉に盛る習なりき。さてそれには大きなる木葉を擇びき。椎の葉は細にてふさはしからず。或はの字はナラに借れるにはあらざるか。新撰字鏡には椎ハ奈良乃木也となり。ナラガシハといふも一種の植物にはあらで楢の葉ならむ。カシハは木葉を所謂飯盛器(イヒモルウツハ)とする時の稱なり
萬葉集新考第一・巻2 井上通泰著(國民圖書)194頁より

 この歌の解説では、椎は楢の木の様です。
 楢の葉と椎の葉のサイズは・・・?
 ミズナラの葉のサイズは確かに大きいがコナラだと・・・?

 有間皇子自傷結松枝歌二首の内の「マツ・松」の歌を参照ください。


読み人知らず
於曾波夜母奈乎許曾麻多賣牟可都乎能四比之故夜提能安比波多家波自
      或本歌曰於曾波也母伎美乎思麻多武乎可都乎能思比之佐要太能登吉波須具登母
おそはやもなをこそまためむかつをのしひのこやでのあひたは家(ガ)はじ
      或本歌曰おそはやもきみをしまたむむかつをのしひのさえだのときはすぐとも