モクレン 木蓮 もくれん 金沢から日帰りの距離に咲く花

Do・素人の 弐拾九頁の六
弐拾九頁へ戻る



wpe758.jpg (100729 バイト)
wpe760.jpg (110307 バイト)
wpe767.jpg (49479 バイト)
wpe76D.jpg (76474 バイト)
wpe771.jpg (39869 バイト)
wpe772.jpg (24412 バイト)
wpe766.jpg (45631 バイト)

シモクレン「紫木蓮」(モクレン科)
Magnolia quinquepeta 原産地:中国

ハクモクレン「白木蓮」(モクレン科)
Magnolia heptapeta 原産地:中国

 公園の園芸種。
 シモクレン三頁の四を参照ください。

 シモクレンの花弁は6枚、萼片は3枚で小さい。
 ハクモクレンの花弁は6枚、萼片は3枚だが花弁とほぼ同じ大きさで花弁に似ている。(9枚に見える)

 と言うことならば、上の画像はハクモクレンで良いが、蕾に萼片が見える・・・?

 公園の案内板のコブシ「辛夷」が正しいならば花弁の数が合わないし、花の下に若葉が一枚付く筈。
 ワカラン!!

 タムシバ参拾頁の五とコブシ参拾二頁の六を参照下さい。

タムシバ(モクレン科) Magnolia salicifolia 原産地:日本
コブシ「辛夷」(モクレン科) Magnolia kobus 原産地:日本

 シモクレンとハクモクレンの交配種がサラサレンゲ・ニシキモクレン「更紗蓮華」Magnolia x soulangiana、花弁の内側が白く外側が紫色。

2000.04.14石川県小松
樹木ガイドブック(永岡書店)より
現代いけばな花材事典(草月出版)より

万葉集の花植物  万葉集の花リスト
波禰受・唐棣花
翼酢色
翼酢色之(枕)・唐棣花色之(枕)

萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)974頁

大伴家持
大伴家持唐棣花歌一首
夏儲而開有波禰受久方乃雨打零者将移香
夏まけてさきたるはねず(久方の)雨うちふらばうつろひなむか

 夏マケテは夏ニチカヅキテなり。
 ハネズは木蓮なるべし。毛詩召南の唐棣之華をキバチスノハナとよみならひたるも木蓮と心得ての事ならむ。木蓮は今モクレンといひてキバチスといはず。今はムクゲの事をキバチスといへどいにしへは木蓮をキバチスといひ更にそれより前はハネズといひしなるべし。木蓮の形、げに蓮華に似たり。
萬葉集新考第三・巻8 井上通泰著(國民圖書)1532頁より

大伴坂上郎女
不念常曰手師物乎翼酢色之變安寸吾意可聞
おもはじといひてしものを(はねず色の)うつろひやすきわがこころかも

 前略。日本紀巻二十九に朱花此(ココニ)云波泥須とあれば暮春にさく赤き花にて變色しやすきものと見ゆ。仙覺抄に或云庭櫻或云李花或云木蓮花といへりとあり。案ずるにニハザクラの花は特色あるものにあらず又うつろひやすきものにあらず。之に反して木蓮の花は青を帯びたる一種固有の赤色にて又風雨に逢ひて黒色にかはりやすきものなればニハザクラよりは當れり。中略。略解には庭梅とし古義には庭櫻とせり。
萬葉集新考第二・巻4 井上通泰著(國民圖書)747頁より

 萬葉集新考 井上通泰著ではモクレン説の様です。
 別説:ニワウメ「庭梅」