ヤマアジサイ 山紫陽花 やまあじさい 金沢から日帰りの距離に咲く花

Do・素人の 六拾頁の壱
六拾頁へ戻る



追記の日経新聞2007.07.05春秋欄より記事転載は、この頁の下段です。

wpe9C1.jpg (61718 バイト)
wpe2A5.jpg (46862 バイト)
2000.07.02 金沢市近郊


2003.06..22 金沢市近郊


2003.06.29 石川県白峰


2003.06.29 石川県鶴来


2007.06.23石川県鶴来

wpe29B.jpg (19376 バイト)
2000.11.19 石川県白峰


口にする人は滅多にいないと思いますが・・・
蕾、葉、根
嘔吐、痙攣、昏睡、呼吸麻痺

ヤマアジサイ「山紫陽花」(ユキノシタ科)落葉低木
Hydrangea serrata 原産地:日本

2008.06.15新聞各紙とTVニュースより
 茨城県つくば市の料理店で13日、アジサイの葉を食べた客が食中毒
 食事の直後に客が嘔吐(おうと)、吐き気、めまい。
 食中毒を引き起こしたのは、店舗の裏庭のアジサイの葉を料理の飾りにしたものを、客が食べたタメ。
 料理店はアジサイに毒性があるとは知らなかった。

 アジサイの葉は青酸配糖体を含み、胃液などと反応すると毒性のある青酸が生成される。


 日経新聞2007.07.05春秋欄より記事転載

 防衛相の首がすげ替わっても、世間の、特に長崎市民の怒りは簡単におさまりそうもない。被爆国日本が絶対に譲れない一線を、舌の滑りに任せて、いとも簡単に越えてしまう無残な軽さ。内閣の「ゆるみ」が、浅慮と浮薄なものいいを誘っているのだろうか。
 梅雨空の下、木下闇に映えてにじむようなアジサイの花群れは、軽佻な華やぎとは対極にある。そのアジサイを長崎は市の花にしている。出島のオランダ商館に滞在したドイツ人医師シーボルト。彼は最愛の妻楠本滝(お滝さん)の名から、アジサイに「オタクサ」という学名を付けようとしたという逸話がある。
 シーボルトがオタクサと呼んだのは、半球形に大輪の花がつく園芸品種のいわゆるアジサイ(本アジサイ)で、原種のガクアジサイは、ただのアジサイとした。どちらも今は学名としては使っていないが、長崎ではオタクサが通用する。アジサイの花言葉は「移り気」。しかし、長崎では変わらぬ夫婦愛の証しだ。
 初夏のドイツでガクアジサイのみごとな群落に出会ったことがある。ルール地方の小さな町。サッカー日本代表のユニホームの色、鮮やかなサムライブルーが目に染みた。シーボルトが持ち帰った株の末裔と思いたい。アジサイも核廃絶も、長崎は、日本から世界へ開いた窓であり続ける。
 
 林の中で見かける親戚のクサアジサイ百四拾四頁の弐2003.07.20を参照ください。
 装飾花が五枚のヤマアジサイ?・エゾアジサイ?百五拾頁の五2003.09.23を参照ください。
 よく似たエゾアジサイ七拾六頁の壱2000.08..06を参照下さい。
 親戚の「ノリウツギ」六拾壱頁の壱2000.07.09を参照下さい。  
 「ガクアジサイ」「額紫陽花」(ユキノシタ科)落葉低木Hydrangea macrophylla f.normalis 原産地:日本、アジサイの原種。
 自生地は関東・中部の太平洋岸と伊豆諸島。

 「ヤマアジサイ」は全国に分布する。
 参考書の写真で比べても「額」と「山」の区別がつかない。

 また「エゾアジサイ」は日本海側に多いとなっている。

 よく似た花の「イワガラミ」五拾弐頁の四とツルアジサイ六拾四頁の参を参照下さい。
 親戚の「コアジサイ」四頁の拾弐五拾六頁の弐を参照下さい。

2000.07.02 金沢市近郊
樹木ガイドブック(永岡書店)より
現代いけばな花材事典(草月出版)より
学研版学習科学図鑑・花(学習研究社)より
万葉集の花植物  万葉集の花リスト
安治佐為・味狭藍

萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)25頁

大伴家持
事不問木尚味狭藍等之練乃村戸二所詐来
ことどはぬ木すらあぢさゐ諸芽等之練乃村戸二あざむかえけり

 木スラアヂザヰ諸芽ラノは木スラ紫陽花及諸芽ラノといふ意か。
萬葉集新考第ニ・巻4 井上通泰著(國民圖書)821頁より

橘諸兄
安治佐為能夜敝佐久其等久夜都與爾乎伊麻世和我勢故美都都思努波牟
 右一首左大臣寄味狭藍花詠也
あぢさゐのやへさくごとくやつよにをいませわがせこみつつしぬばむ

 初二はヤヘサク味狭藍ノ如クといふべきを顛倒したるなり。ヤヘのヤにてヤツヨを誘い起せるにあらず、もしさる事ならばヤヘサク花ノといふべければなり。ヤツヨニは彌ツ世にて久シクといふ意なり。紫陽花は盛の長きものなればアヂサヰの如クヤツ世ニといへるなり。
萬葉集新考第七・巻20 井上通泰著(國民圖書)4143頁より

 万葉集に詠われているアジサイの特定が出来ません。
 「八重咲きのアジサイ」と橘諸兄が詠んでいますが、変異種の八重咲きが有ったのか、或は既に八重咲きの園芸種が造られていたのか、はたまたガクアジサイ、ヤマアジサイ、エゾアジサイのドレかを「八重咲くアジサイ」と詠ったのか判りません。

 別名:紫陽花・あづさい・よひらのはな・よひら・八仙花・繍玉花・繍毬花・刺繍花・天麻裏・形代花・七変化・七変草・おたくさ・額花・瓊花・こがく・べにがく
金沢市東兼六町5−20「雲龍寺」荒崎良徳住職
「雲龍寺報」平成13年6月1日発行第283号より