ツルアジサイ 蔓紫陽花 つるあじさい 金沢から日帰りの距離に咲く花

Do・素人の 六拾四頁の参
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2000.07.20石川県白山


2004.07.25石川県白山


蕾、葉、根
嘔吐、痙攣、昏睡、呼吸麻痺

ツルアジサイ「蔓紫陽花」(ユキノシタ科)蔓性落葉
Hydrangea petiolaris

2008.06.15新聞各紙とTVニュースより
 茨城県つくば市の料理店で13日、アジサイの葉を食べた客が食中毒
 食事の直後に客が嘔吐(おうと)、吐き気、めまい。
 食中毒を引き起こしたのは、店舗の裏庭のアジサイの葉を料理の飾りにしたものを、客が食べたタメ。
 料理店はアジサイに毒性があるとは知らなかった。

 アジサイの葉は青酸配糖体を含み、胃液などと反応すると毒性のある青酸が生成される。
 同じツルアジサイ百頁の壱2001.07.08を参照ください。
 真中の黄色のチョボチョボが5弁の両性花。白い4枚の萼弁は装飾花。
 樹高3m。花塊径15cm。
 別名:ゴトウヅル「梧桐蔓」ツルデマリ「蔓手鞠」

 とてもよく似ているイワガラミ五拾弐頁の四を参照下さい。
 葉の形と、装飾花の枚数が違います。
 ヤマアジサイ六拾頁の壱のペ−ジで、仲間を紹介します。
2000.07.20石川県白山
野草ハンドブック・8・高山植物より

万葉集の花植物  万葉集の花リスト
多麻可豆良・玉葛・玉萬
玉葛(枕)

萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)566頁

大伴安麻呂
大伴宿禰巨勢郎女時歌一首
大伴宿禰は家持の祖父安麻呂なり
玉葛実不成樹爾波千磐破神曾著常云成樹別爾
(玉かづら)みならぬ樹には(ちはやぶる)神ぞつくとふならぬ樹ごとに

巨勢郎女
巨勢郎女報贈歌一首
玉葛花耳開而不成有者誰恋爾有目吾孤悲念乎
玉かづら花のみさきてならざるは誰(タガ)恋(コヒ)爾有目(ナラメ)わはこひもふを

 前略。タマカヅラハナノミサキテはナラザルハの序なり。ナラザルハは恋の成らざるなり。古義に『実ノ成ラザルハといふなり』と云へるは非なり。贈歌にミナラヌといへるを受けてナラザルハといへるは実の成らぬにて然も女の男せぬ譬なるを答歌にナラザルハとへる(原文のママ)は譬にはあらで恋の成らぬを云へり。即辞相似て意相違なり。本集の贈答には此体多し。タガ恋ナラメはアナタノ方ノ恋デハゴザイマスマイといへるなり。
萬葉集新考第一・巻2 井上通泰著(國民圖書)149頁より

 歌の意味はコノ解説で理解出来ます。

 しかしツルアジサイには小さいながらも「実」も成り「種」も出来ます。実が出来るとすると、ツルアジサイを玉葛とするには、そもそも無理?
 別説のスイカヅラテイカカヅラの実にしても、モット大きいのですが?
 ッて言うことになると玉葛は一体何者?