ニワウメ 庭梅 にわうめ 金沢から日帰りの距離に咲く花

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ニワウメ「庭梅」(バラ科)
Prynus japonica 原産地:中国 中・北部

 別名:リンショウバイ「林生梅・林鐘梅」コウメ「小梅」
 花径1cm。
2001.04.26石川県小松

万葉集の花植物  万葉集の花リスト
波禰受・唐棣花
翼酢色
翼酢色之(枕)・唐棣花色之(枕)

萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)974頁

大伴家持
大伴家持唐棣花歌一首
夏儲而開有波禰受久方乃雨打零者将移香
夏まけてさきたるはねず(久方の)雨うちふらばうつろひなむか

 夏マケテは夏ニチカヅキテなり。
 ハネズは木蓮なるべし。毛詩召南の唐棣之華をキバチスノハナとよみならひたるも木蓮と心得ての事ならむ。木蓮は今モクレンといひてキバチスといはず。今はムクゲの事をキバチスといへどいにしへは木蓮をキバチスといひ更にそれより前はハネズといひしなるべし。木蓮の形、げに蓮華に似たり。
萬葉集新考第三・巻8 井上通泰著(國民圖書)1532頁より

大伴坂上郎女
不念常曰手師物乎翼酢色之變安寸吾意可聞
おもはじといひてしものを(はねず色の)うつろひやすきわがこころかも

 前略。日本紀巻二十九に朱花此(ココニ)云波泥須とあれば暮春にさく赤き花にて變色しやすきものと見ゆ。仙覺抄に或云庭櫻或云李花或云木蓮花といへりとあり。案ずるにニハザクラの花は特色あるものにあらず又うつろひやすきものにあらず。之に反して木蓮の花は青を帯びたる一種固有の赤色にて又風雨に逢ひて黒色にかはりやすきものなればニハザクラよりは當れり。中略。略解には庭梅とし古義には庭櫻とせり。
萬葉集新考第二・巻4 井上通泰著(國民圖書)747頁より

 萬葉集新考 井上通泰著ではモクレン説の様です。
 別説:モクレン